「あなたが来たせいで、いろんな人の人生が変わっていることに気づいていないんですか?」…伊藤香(箭内夢菜)の言葉に、この世界に居続けることの傲慢さを自覚した萩野紫苑(久間田琳加)は覚悟を決め、呪いは解けたと嘘をつき長谷川颯真(本田響矢)に告白の続きを促す。だが、紫苑の異変を察知した長谷川は、それを保留。紫苑がこの先の進路を考えていないと知った秋山美月(水谷果穂)も同じく紫苑の変容に気づくが、どうすることが紫苑にとって、そして自分達にとって正解なのか、二人は答えを探しあぐねてしまう…。 翌日、紫苑は再び長谷川と向かい合うと、元の世界に戻りたい本当の理由を告げる。紫苑の真実の言葉を聞いた長谷川は、答えに一日の猶予を求め…。 その晩、美月が突然、紫苑の家に泊まりにやってくる。メイクをおねだりされた紫苑は、ある願いを込めて美月にメイクを施す。そんな美月の目には、次第に涙があふれ…。 そして約束の日、長谷川は紫苑の告白に答える前に、ある人物を訪ねる。