一風館では、管理人・桐野みづえ(丹阿弥谷津子)の手料理を囲んで、恵里(国仲涼子)の妊娠を祝う席が設けられた。生まれてくる子が男の子か女の子かで想像の翼が広がり、文也(小橋賢児)と柴田幸造(村田雄浩)は夢を膨らませるが、恵達(山田孝之)は姉にだけは性格が似てほしくない、とぼやく。ふと、みづえが5歳で病没した我が子がいたことを明かし、恵里には丈夫な子を産んでほしいと切に願うのだった。