ランチタイム営業の初日、初めての客は、以前恵里(国仲涼子)の料理を食べては美味しいと喜んでくれたあの男(比嘉栄昇)だった。男は黒島と名乗り、突然、恵里に謝罪する。実は黒島こそ、恵里がスーパーボールを見失った際に店の売り上げを盗んだ張本人だったのだ。同じ沖縄人が恵里を傷つけたことを許せない店長の兼城(藤木勇人)が珍しく激高する。肩を落とす黒島に、優しく声を掛けたのが、恵里の父・恵文(堺正章)だった。