大阪で社会人野球をしているはずの与那原誠(宮良忍)は、ふらっと入った沖縄料理店で偶然、古波蔵恵里(国仲涼子)と再会した。実は誠は右肘を故障し野球を諦めていた。手術をするより、野球を諦めて仕事に専念した方がいいと監督から諭されたのだという。その後東京支社の営業部に転勤となったのだという。夢を諦めた誠の気持ちを思い、アパートで落ち込む恵里を池端容子(余貴美子)は「人生の夢はひとつじゃない」と励ます。