「落語会に出られない」と言いだした勇助に、喜代美は理由を問いただします。勇助は「実は落研出身というのはうそだった」と告白。レパートリーがたくさんあるというのもうそで、「高座に上がって大勢の人の前でしゃべるなんて無理だ」というのです。しかし、喜代美は自分が初高座で大失敗した経験を話し「一緒にがんばろう」と励まします。そんな中、突然、居酒屋「寝床」の常連で落語通の磯七が大阪を離れることになって…。