喜代美ら徒然亭(つれづれてい)一門全員を前にして、草若は「大阪に落語の常打ち小屋を作りたい」と話します。師匠のあまりに唐突な発言に、四草をはじめ弟子たちはなんとか草若をいさめようとします。しかし草若の意志は固く、翌日、天狗(てんぐ)芸能の鞍馬(くらま)会長を訪ね、常打ち小屋作りへの協力を頼みます。すると鞍馬は条件として、喜代美と草若の師弟落語会を開くよう指示するのでした。