沖縄のお笑いの第一人者・照屋林助の歌から本土復帰後の世相を探りながら、経済と人々の暮らしの変容を描く。アメリカ世から大和世。沖縄の半世紀をたどる。 本土復帰から50年の沖縄。当初、目指したのは、生活の「本土並み」。海の魅力があいまり、観光客は年々増加。ちゅらさん、アムラーなど沖縄ブームが起きた。しかし、県民所得の伸び悩みなど課題は多い。沖縄ポップカルチャーの第一人者・照屋林助は、かつて沖縄を「迷子」に例えた。照屋林助が残した歌から世相を探りながら、半世紀の経済の変容を描く。アメリカ世から大和世、そして未来へ。沖縄の半世紀をタイムトリップする。