福島第一原発の廃炉を記録するシリーズ。今回は、廃炉最大の難関「核燃料デブリ」との闘いと、廃炉と平行して帰還が進む住民たちの思いを伝える。2019年、「核燃料デブリ」をつかむ調査が初めて行われ、大きな一歩を踏み出した。しかし、そこから見えてきたのは新たな課題だった。一方、原発の周辺に帰還した住民は、廃炉が生活にどのような影響を与えるか、不安を感じながら暮らす。事故から8年がたった福島のいまを伝える。