世界を覆ったコロナ危機。3月のヨーロッパに始まり、アメリカ、ブラジル、アフリカなど連鎖的に感染爆発が起こった。各地の都市は封鎖され、医療機関はひっ迫した。危機のなかで、人々はどう闘い、どう生きたのか。世界の各都市に住む人たちに自撮りを依頼し、その映像でつづった半年間の記録。そこから浮かび上がるのは、感染者、死者といった、数字の裏側にあるひとりひとりの人生。ノーナレーションで描く勇気と希望の物語。