10年前、突然起きた大破壊で世界は壊滅的な状況となった。そして大破壊以降、現れたオーダーと呼ばれる特殊な能力者たち。星宮エイジもそのオーダーの一人。しかもなんと大破壊の原因を作った張本人だった!
ひょんなことで紅鈴を結婚相手にしてしまった星宮エイジ。支配下に置いた紅鈴と共に妹の瀬奈を救出すべく、太宰府政庁の中枢部へと進む。そんな中、鈴はなんとかしてエイジを殺そうとあの手この手と策を練るも、すべて裏目に出てしまい・・・。
山口攻略のため、自ら攻め入るよう太宰府政庁十人衆九ノ手、久能マリに指示を受ける星宮エイジ。納得いかないまま、紅鈴と共に山口入りするも、途中、窮地に陥る。そんなエイジ達を救ったのが太宰府政庁十人衆四ノ手、壱与。彼女の秘密が明かされる。
山口を治めるオーダー、平景清は、山口を守るために「共に星宮エイジを殺そう」、と紅鈴に話を持ちかける。そんな中、苦しむ壱与を診療所に連れて行くエイジ。そして間もなくエイジを目がけて飛んで来る核ミサイル。万事休す!星宮エイジ、どうする!?
山口を攻略した星宮エイジは、しばし湯田温泉にて休息を取ることに。いつの間にか仲間みたいになってしまった平景清は、浴場で欲情し、大暴れ!鈴たちの失笑を買う。休息も束の間、柊義経がフランによる星宮瀬奈の時間停止を解除させたのだ!
柊義経たち太宰府政庁が戦っている相手が星宮エイジの父親、星宮源内だと話すデイジー。あまりのことに驚愕するエイジは、自分の父親は大破壊で死んだはずだ、とすぐさま反論するが・・・。
瀬奈の命を救う手がかりだった白拍子黒子が殺害された。万事休すのエイジに対し、太宰府への撤退を命じる柊。納得のいかないエイジは柊に詰め寄る。そのとき、デイジーが登場。鈴との回線を開く。
国連暫定統治機構公安庁次長の星宮源内が動き出した。フランは星宮瀬奈を太宰府政庁から奪い、源内との取引にしようとする。一方、源内の目的が再び「大破壊」であることを察知した柊義経は、星宮エイジを源内に会わせまいと手を打つ。
国連暫定統治機構公安庁次長の星宮源内は、いよいよ「向こうの世界」とのゲートを開くべく、奈良は平城京の施設に入る。源内の策動を阻止すべく、柊義経は太宰府政庁十人衆たちと施設を包囲、攻撃を開始する。一方、星宮エイジは壱与の想いに戸惑いを隠せずにいた。
父、星宮源内から妹の瀬奈を取り戻すべく奮闘するエイジ。さらにその間隙を縫って、源内に迫る柊義経たちだが、いよいよゲートが開き始め、向こうの「何か」が姿を現わす!