九条櫻子(観月ありさ)の高校時代の恩師・佐々木(モロ師岡)が急死し、遺品が櫻子に託された。生物の教師だった佐々木の遺品には多くの標本があったため、櫻子はそれらを自然の森博物館に寄贈することにし、九条邸で仕分け作業が始まった。館長の杉森重男(渡辺憲吉)の指示で、館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)、磯崎齋(上川隆也)、谷上和裕(近藤公園)が参加した。遺品には珍しい骨格や植物の標本があり、櫻子と磯崎は目を輝かす。 その頃、博物館で客を案内していた志倉愛理(新川優愛)を、柱の陰から怪しい男が見つめていた。案内を終えた愛理がスタッフルームに戻ると、弁当店のスタッフ(長浜之人)が、大量の弁当を持って現れた。櫻子からの注文だと言うが、櫻子は身に覚えがない。その後も、博物館に櫻子に対するクレームの電話やメールが殺到する。 一方、櫻子らを手伝っていた正太郎は、小さな棺のような箱を見つける。中には人骨と「玲子」という人物が書いた和歌が添えられていた。佐々木は生涯独身で、恋人がいた気配もない。なぜ人骨と女性からのメッセージを持っていたのか、櫻子は考えを巡らせる。 やがて、到着した刑事の山路輝彦(髙嶋政宏)と近藤卓也(細田善彦)が捜査を始める。そんな時、博物館の愛理から電話が入り、怪しい男を捕まえたら「櫻子を出せ」と騒いでいると言う。男は入山勇人(浦上晟周)という高校生で、博物館に駆け付けた初対面の櫻子をにらみつける。

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  • Originally Aired May 7, 2017
  • Runtime 45 minutes
  • Network Fuji TV
  • Created March 7, 2018 by
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  • Modified March 7, 2018 by
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