Atsu-hime remains unsure whether Iesada is really benighted. The U.S. begins preparing for a trade treaty between the shogunate after signing the Treaty of Shimoda, a treaty of peace and amity. Although the shogunate is pressured to decide the next shogun to face the international pressure, Abe, the chief retainer of the shogunate who stands by Atsu-hime, suddenly passes away. Overwhelmed by the situation, Atsu-hime decides to confess to Iesada that the true intention of her marriage was to make Yoshinobu the next shogun. Iesada in return confesses his secret.
篤姫（宮﨑あおい）は、家定（堺雅人）がうつけのふりをしているとは思うものの、いまひとつ確信がもてない。家定の本当の姿を知り、家定の苦悩を共有することで、真の夫婦になりたいという願いがますます強まる。斉彬（高橋英樹）は、慶喜（平岳大）と時局について語り合う機会を得る。慶喜のあまりに冷静な発言に、同席した西郷（小澤征悦）はかえって不信感を抱く。薩摩では、家定についての悪い噂を聞いた尚五郎（瑛太）が、篤姫のことを心配していた。薩摩に戻った斉彬や西郷に噂の真偽を問いただすが、要領を得ない。そんな折、幕府はアメリカと下田条約を締結。アメリカは、通商条約に向けての布石を打ち始める。この難局を乗り切るためにも、次期将軍の決定が急がれることになる。ところが、斉彬とともに慶喜擁立の中心的存在だった阿部（草刈正雄）が突然に病死してしまう。頼りとしていた阿部を失い、篤姫は困り果てる。真の夫婦になるためには、まず自らが本心を語るべきと考えた篤姫は、自分が大奥に輿入れしたのは、慶喜を次期将軍とするためだと家定に告白してしまう。篤姫の嘘偽りのない素直な言葉に、家定も、驚くべき事実を初めて語りだす…。
