A) 電車の網棚に荷物をおこうとするみかんに、「網棚にはね、魔物がすんでいるの」と教えをとく母。母は過去に何度も網棚に忘れ物をしていたからだった。しかしそんな母は父と友人の結婚式に行った電車の帰りで、また新たな”教え”を得ることになるのだった。 B) マラソンを食いつくように見る父のことが理解できないみかん。翌日、学校では吉岡が「一流ランナーたちの真の戦い!俺たちはそんな人間離れした姿に感動するんだよ」と語っていた。一流のものよりも親近感を持てるもののほうがいいと言うみかんだったが…。