A) くだらない妄想癖のあるミカン。それを心の旅と読んでいる。妄想中は何も耳に入らないくらい別の世界へ行ってしまっているミカン。ある日、歯医者の痛みに耐えようと、口を開けたまま心の旅をしようとするが、痛みには結局勝てなかった。 B) 日曜日、家に居てもくつろげないユズ、デリカシーの無い家族にげんなり、そんな中ミカンが風呂上りにタオルを巻いただけで居間にやってくる、注意をするユズを、「神経質」「難しい年頃」と片付ける母とミカンに、何も言えずイライラするユズで。