化粧品&バス用品メーカー『リリアドロップ』で商品開発プランナーとして働く、名取香太郎(佐藤寛太)は、香りの嗅ぎ分けを得意とする、究極の“においフェチ”。ある日、会社の廊下でとっても気になる“におい”に出会い、導かれるように近づいていくと、そこにいたのは経理部で働く、八重島麻子(大原優乃)だった!重度の汗っかきで小さい頃に「汗子」とからかわれた経験がある麻子は、汗やにおいにコンプレックスを感じていて、人目をはばかり、こっそりトイレでデオドラント製品を使うことが日課。今日も念入りににおいケアをし、廊下を歩いていると…突然、背後からにおいを嗅がれ―!?香太郎から「あなたのにおいにビビッときました」と言われる。不審に思った麻子はその場を立ち去ってしまうが…その後も、香太郎は幾度となく麻子の前に現れ、商品開発のために1週間、毎日においを嗅がれることになってしまい―!?
勢いのまま、初めて男の人と一夜を過ごしてしまった麻子(大原優乃)。香太郎(佐藤寛太)は昨夜のことをどう思っているのか…、思い出すだけで汗が止まらず、全く仕事が手につかない!そんな麻子の様子を見かねた経理部長の大蔵(池内万作)は早退するように促す。麻子が廊下を歩いていると、偶然、商品開発部のこりす(工藤遥)や涼村(大平修蔵)らと歩く香太郎を見かけてしまい…。一方、香太郎は、“におい”を嗅ぎつけ、麻子のところに現れるが、色々と考えすぎた麻子は汗が止まらなくなり、倒れ込んでしまい―!?麻子、最大のピンチに。そして、“におい”だけでなく、お互いの魅力に気が付き始めた2人は、ついにその想いを伝える時が来て―。
ついに、同棲を決意した香太郎(佐藤寛太)と麻子(大原優乃)。洗面所に『石鹼置き場』が欲しい、毎日麻子のにおいを嗅ぎたい…など、お互いのこだわり条件を言い合う、『一緒に暮らそう会議』をしながら胸を躍らせる2人。そして、いざ不動産屋へ!担当の浦沢(今井隆文)から、色々と紹介してもらい、“住んだ妄想”をしながら検討する2人だったが、なかなかピンと来る物件に出会えない。一方で、他のカップルには感じたことがなかった、究極のピュアさに根負けした浦沢は、“渾身の物件”を提案!新居への引っ越しには、麻子の弟・桂太(杢代和人)も手伝いに来てくれて、ついに新生活がスタートするが…仕事と家庭のはざまで、早くもすれ違い生活に─?!