閃光に包まれたアロンたちは、瞬間的に数千キロを跳躍させられ、ゴモルに現れていた。母艦に帰還したアロンは、クエントの超科学の価値をキリィに説く。この秘密を手に入れれば、アストラギウスのすべてを手に入れられるかもしれない、と。だが、キリィは知っていた。古代から、クエントの秘密に迫ろうとした者は、すべて謎の力によって消滅させられてきたのだ……。 危機を脱したキリコはメジのもとをふたたび訪れて、クエントには不思議な力が伝わっていることを聞かされていた。禁断の地であるゴモル上部に、その秘密が隠されているのではないかと推測するキリコ。 一方、ロッチナ率いるバララント艦隊の接近を知ったキリィは、ついに決断をくだす。アロンとグランは、AT50機からなる大部隊を、ゴモルに降下させた。ゴモルに駐屯するギルガメス軍とバララント軍も警戒を強めるが、大部隊に手を出すことはできない。クエント人代表は狼煙で各地のクエント人に、緊急事態を告げる。それを知ったキリコとシャッコは駆けつけようと考えるのだが、ゴモルはあまりにも遠い。そこでキリコはシャッコとともに洞窟へ入り、武器を使用した。二人は閃光に包まれ、ゴモルへ跳躍する。秘密結社のATを奪って交戦するキリコとシャッコ。だが、その戦いは何者かの目覚めを誘発した。謎の閃光が輝き、次々とATがその姿を消してしていく……。