This episode is more of a prelude to a new journey, as Yoshimori doesn't really go anywhere. He does say goodbye to two important people, Miki and of course, Shiori. Hiromu can't wait for Yoshimori to leave town.
六年前の逃避行先で起きた出来事の責任を感じ、六年間刑務所に入った柴田理森（豊川悦司）が仮出所となって清澄の町に戻ってきた。理森をずっと想い続けている幼なじみ、秋本美紀子（永作博美）は、下関に行くことが決まっている理森に「見送るのは私、もうイヤだよ」とこれまでの想いを伝えた。もう一人理森を待っていたのは15才になった誌織（山田麻衣子）だった。「ないんだもん。帰る場所なんて…」という言葉に寂しさと悲しさが伝わってきた。理森は下関へ旅立つために家の片付けをしながらも、二人の言葉が脳裏から離れない。
誌織は、義理の父・綿貫広務（佐野史郎）に欺瞞を感じる。広務は自分なりに六年前の出来事について悲しい想いを抱いていたが、誌織が再び理森になついてしまうのはどうしても阻止したいと考えていた。誌織が理森の家を訪ねている時、広務がやってくる。後でちゃんと帰るから隠して、と言う誌織を無視して理森は広務を家に入れる。「こうしていると、まるで君が古い親友に思えてくるから不思議だな」と言う広務だが、六年前のあの衝撃の事実を理森に伝える…。
誌織に最後のお別れを言おうと理森は図書館に行く。六年前と同じように自転車でドライブ。楽しかった思い出が二人を包む。「誌織は人を愛して、人に愛されるために生まれてきたんだ」理森の言葉に誌織は温かいものを感じる。そして思わず言ってしまう。「約束したじゃない。家族旅行しようって！」しかし理森は振り返ってくれない。
一方広務は誌織をアメリカに留学させて厄介払いしようとしていた。誌織は広務に「最低よあんたなんか
