北三陸に帰省中のアキ(能年玲奈)は、ユイ(橋本愛)に呼び出される。かつて、地元アイドルとしてステージに立った思い出の海女カフェで、二人は本音をぶつけ合う。ユイはアイドルを目指し、上京を夢見ていたが、父・功(平泉成)の病と母・よしえ(八木亜希子)の失踪により北三陸に留まらざるを得なくなり、すっかり投げやりになっていた。アキに冷たい言葉をぶつけるユイ。アキはこれまで秘めてきた思いを伝えるが…。
北三陸に帰省したアキ(能年玲奈)は、ユイ(橋本愛)と会う。ユイはアイドルを目指し、上京を夢見ていたが、父・功(平泉成)の病と母・よしえ(八木亜希子)の失踪で、すっかり投げやりになっていた。冷たい言葉でアキを突き放すユイ。アキも思わず本音をぶつけてしまう。そんな中、アキが初めて出演したテレビドラマの放送日がやってくる。しかし、アキの出番はほとんどカットされていた…。落ち込むアキは、東京になかなか帰ろうとせず、海女カフェで働きはじめる。アキを呼び戻そうと、水口(松田龍平)が東京からわざわざ来て説得を試みるが失敗。しかし、ユイに素直な気持ちを打ち明けられたことでアキは勇気づけられ、再び東京へ向かう。去り際に、アキは春子(小泉今日子)から手紙を渡されるが、そこには衝撃の事実が書かれていた。1985年秋、甲斐(松尾スズキ)の喫茶店でウェイトレスをしながらアイドルになることを夢見ていた春子(有村架純)と、駆け出しのスカウトマンをやっていた太巻(古田新太)、そしてデビューを目前に控えていた鈴鹿ひろみ(薬師丸ひろ子)との間に、一体何が起きたのか? 春子が長年封印してきた秘密が、今、明らかになる。