李純貞親子はプライベートジェットでロサンゼルスに向かっていた。なぜ愛をあんな目に遭わせたのかと母親に詰め寄る李白綿。そんなふたりの前に、羅正と黄鶯鶯が現れる。羅正が結界を消し、黄鶯鶯が悪偶の解放手順の一部を教えるという交換条件で、ふたりは休戦していた。自分をも裏切っていた李純貞を責める黄鶯鶯。一触即発の状況を変えたのは、李白綿の思いも寄らぬ言葉だった。