江戸の商家・土佐屋が火事になり、火消し「め組」の頭・辰五郎(堺正章)は、火事場で、以前世話をした武家の女・加代(浅野ゆう子)に再会する。加代は、将軍徳川吉宗(松平健)の仮の姿である旗本の三男坊・徳田新之助が仲を取り持って、新之助の親友の土佐藩士・高倉左馬之介(永島敏行)に嫁いでいたが、離縁を申し渡され、新之助を頼りに息子・直太郎を連れて江戸に来ていたのだった。加代のことを、辰五郎を通じて南町奉行・大岡忠相(大和田伸也)から聞いた吉宗は、御側御用取次の加納五郎左衛門(伊東四朗)の目を盗んで江戸市中へ抜け出す。加代が頭巾をかぶった男たちに襲われたところを助けた吉宗は、土佐藩のきな臭い動きを感じ、加代を伴って土佐へ向かう……。「放送開始30周年記念ドラマスペシャル」として放送された『暴れん坊将軍』のスペシャル版。レギュラー役である大岡忠相、加納五郎左衛門、辰五郎夫妻のキャストを一新、またシリーズ初のハイビジョン制作。【以上、時代劇専門チャンネル広報資料より引用】「今回のSPの舞台は土佐・高知。吉宗とかつての親友との再会と別れ、復讐に燃えた女の哀しさを軸に、土佐藩とその支藩である中村藩の対立、吉宗に忍び寄る暗殺計画といった陰謀が描かれる。【この項、テレビ朝日広報資料より引用】」一部資料では、2008/09/20放送と記載されている。撮影協力:京都 大覚寺、元離宮 二条城、住蓮山 安楽寺、国宝 姫路城、姫路フィルムコミッション、大阪市港湾局、大阪市海洋博物館 なにわの海の時空館、岸本乗馬センター、東映俳優養成所、東映太秦映画村。高知ロケ協力:高知市観光課、土佐闘犬センター、五台山 竹林寺、土佐神社、高知城管理事務所、安芸市商工水産課、室戸市観光深層水課、(社)室戸市観光協会、督士企画、三翠園ホテル。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】《16:9》