『暴れん坊将軍』(放送期間1978/01/07~1982/05/01、全207回)のエピソードの一つ。「辰五郎(北島三郎)は、昔世話になった二組(にぐみ)の頭・市松(小池朝雄)に呼ばれ、妹おまち(岐邑美沙子)を息子・佐平(矢吹二朗)の嫁にほしいと頼まれた。市松は、不治の病で床についており、医者にあとひと月の命と言われていた。そしてそのため市松は、自分が生きている間にぜひ二人に祝言をあげさせたいと思っていたのだ。辰五郎は、この話を二つ返事で引き受けた。だが辰五郎からこのことを聞かされたおまちの胸中は複雑だった。おまちは秘かに吉宗(松平健)のことを想っていたのだ。一方、市松の息子・佐平にも好きな女がいた。近くの羽子板長屋に住むおきた(野平ゆき)だった。だが、佐平はそれを口に出すことができなかった。【この項、KBS京都 広報資料より引用】」【役名(演技者)】徳川吉宗(松平健)、大岡忠相(横内正)、辰五郎(北島三郎)、加納五郎左衛門(有島一郎)、おさい(春川ますみ)、龍虎(龍虎)、おその(夏樹陽子)、おまち(岐邑美沙子)、大月半蔵(和崎俊哉)、常(阿波地大輔)、鉄(井上茂)、久(谷崎弘一)、市松(小池朝雄)、文造(織本順吉)、佐平(矢吹二朗)、おきた(野平ゆき)、おえん(二本柳俊依)、仙太(大野和浩)、木崎重三郎(石橋雅史)、山本(国一太郎)、文造の仔分(丘路千)、おつる(丸平峯子)、おひで(永野佳寿江)、おせん(大川かつ子)、およね(佐藤礼子)、おとよ(桂登志子)、文造の仔分(小坂和之、細川純一)、若い衆(山田良樹、曲龍伍)、長屋の男(泉好太郎)。