甲府勤番出役中、打ち首となった牧野清之進(水上保広)。目安箱に、その子細を調査し直すように願う訴状が投げ込まれた。吉宗(松平健)は大岡忠相(横内正)からことのあらましを聞き出す。清之進は乱心し百姓を2人斬り捨てたという。訴状には名前がなく、それ以上の調べは滞った。そのころ、江戸の町では旗本2人が続けて殺された。が、いずれもかつての清之進の部下だった。目撃者によると犯人は若衆姿の女(片桐夕子)。吉宗は、その女が清之進とかかわりがあると狙いをつける。【以上、「ザテレビジョン」(角川書店刊)1983/05/06号より引用】『暴れん坊将軍』第1シリーズ(放送期間1978/01/07~1982/05/01、全207回)の好評を受けてスタートした第2シリーズ(放送期間1983/03/05~1987/03/07、全191回)のエピソードの一つ。協力:京都 大覚寺、姫路城。【役名(演技者)】徳川吉宗(松平健)、大岡忠相(横内正)、辰五郎(北島三郎)、加納五郎左衛門(有島一郎)、おさい(春川ますみ)、津川文之進(堤大二郎)、さぎり(朝加真由美)、木葉才蔵(荒木茂)、龍虎(龍虎)、源三(園田裕久)、おまち(岐邑美沙子)、常(阿波地大輔)、鉄(井上茂)、久(谷崎弘一)、おなみ(片桐夕子)、片桐左京(菅貫太郎)、神戸伝八郎(原口剛)、るい(一柳みる)、千葉儀兵衛(国一太郎)、牧野清之進(水上保広)、与平(海老江寛)、女中(春名登代子)、松之助(手塚俊介)、内田久蔵(壬生新太郎)、元村嘉介(白川浩二郎)、百姓(和田昌也、椿竜二)、職人(高谷舜二、泉好太郎)。