『暴れん坊将軍』(放送期間1978/01/07~1982/05/01、全207回)のエピソードの一つ。市中に凶悪犯が出没していた折、吉宗(松平健)は、浅草の人足だまりに入れられているおこん(泉じゅん)という女囚と知りあいになった。一方、凶悪犯を追っていた忠相(横内正)は、犯行現場近くにあったという竹ぐしを手に入れた。それは人足だまりの囚人が作っているもの。吉宗はそれとなく人足だまりに出向く。「江戸の町に凶悪犯が出没し、人々をふるえあがらせていた。大岡忠相は、必死に一味の行方を追ったが、どこの何者やらまったく手掛りがつかめない。そんな折、吉宗は、浅草の人足溜りに入れられているおこんという女囚とひょんなことから知り合った。吉宗には、なんの罪でおこんが人足溜りに送り込まれたのかはわからなかったが、なぜかこの無邪気な女が気になって仕方がなかった。一方、凶悪犯を追っていた忠相は、半蔵から有力な手掛りを得た。それは、犯行現場近くに落ちていた竹グシだった。その竹グシは、人足溜りの囚人たちが作っているものだ。そこで忠相は、それとなく様子を見に人足溜りに出向いたのだが…。【この項、KBS京都 広報資料より引用】」【役名(演技者)】徳川吉宗(松平健)、大岡忠相(横内正)、辰五郎(北島三郎)、おさい(春川ますみ)、龍虎(龍虎)、おその(夏樹陽子)、おまち(岐邑美沙子)、大月半蔵(和崎俊哉)、源三(園田裕久)、常(阿波地大輔)、鉄(井上茂)、久(谷崎弘一)、おこん(泉じゅん)、若松国之助(原口剛)、相良右京亮(小沢象)、勝五郎(出水憲司)、仙三(佐藤晟也)、弥十(滝譲二)、六蔵(鈴木康弘)、めし屋の主人(西康一)、屋台の親爺(宮城幸生)、女将(富永佳代子)、おせつ(三谷真理子)、おすえ(稲垣陽子)、町娘(梅田まゆみ、玉野玲子)。