立花いづみは父が旗揚げした劇団「MANKAIカンパニー」を守るため、団員の佐久間咲也らと共に新団員を探すことに。
劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼総監督となったいづみ。まずは5名の団員を集めて「春組」結成を目指す。
来月中の旗揚げ公演を目指す新生春組。だが団員5人はどこかバラバラ。そんな彼らの前に1人の男性が現れる。
いづみの父・幸夫の代から大道具を担当してきた岩井鉄郎と、衣装係に応募してきた瑠璃川幸が合流して、ようやく劇団らしくなってきた「MANKAIカンパニー」。そんな中、人と深く関わることが苦手で、団員たちと自分との舞台にかける温度差を感じていた至。それは初代春組の鹿島雄三から指摘されていたことでもあった…。そして至から退団の申し出があり、騒然とする団員たち。咲也、綴、シトロンは何とか至を引き止めようと思案する。
あらためて旗揚げ公演に向け気持ちをひとつにした5人。だがいづみは、真澄の台詞に違和感を覚えていた。
ついに旗揚げ公演初日を迎えた新生春組。それぞれの想いを胸に、新たな「MANKAIカンパニー」の幕が上がる。
「新生夏組」オーディション。一成と幸のほかに、幸の同級生である向坂椋と、なぜか実力派俳優の皇天馬の姿が!?
斑鳩三角を加え始動した夏組。旗揚げ公演は、アラビアンナイトを題材にした全員主役のコメディ劇に決定。
合宿を行うことになった夏組。合宿所でも的確な指摘でダメ出しをする天馬だったが、彼のひと言が波乱を起こす…。
初代夏組の映像を見て気合を入れ直す5人。だが天馬から、自分の名前と写真を出さないで欲しいと言われる。
映画のオファーを断ってまで舞台に立ちたい。天馬の気持ちを知り、心をひとつにした5人は舞台の成功を誓う。
夏組の公演初日。それは様々な想いを胸に、舞台に立つ夢を叶えた5人の若者の新たな旅立ちの日でもあった。