あの人を、この世から消して」と取り乱しながら夫の野山雅道(豊田裕大)に訴える妻の野山穂花(臼田あさ美)。あの人が怖いと泣きながら話す穂花を抱く雅道と、その様子を見つめる植村翠(剛力彩芽)。しばらくして、ようやく落ち着いた穂花。翠がコーヒーを持っていくと穂花は「“この人さえいなくなれば楽になれる”という気持ちを分かってくれるよね?」と告げる。それを聞いた翠は、夫とのある過去が脳裏をよぎり、脅迫観念に襲われる。穂花を不安にしている責任を感じた雅道はその夜、これまで隠してきた真実を穂花に打ち明ける覚悟を決める。 その頃、小野寺真白(山下幸輝)の過去を探っていた三枝朱音(桃月なしこ)は、ある事実を突き止め、真白をホテルへと呼び出していた。