嘆願状がようやく功を奏し、耕介(西村雅彦)は東京に戻ることになった。 そんな矢先、荷物の片付いた耕介のアパートに真琴(飯島直子)がやってきた。耕介が帰国すると知り、ひどく寂しそうにする真琴。そこで耕介は樋口(石橋貴明)の話を振るのだが、二人の間には気まずい空気が流れてしまう。 お酒を買いに出た耕介が『楠』から帰ると、真琴はシャワーの途中だった。その隙に、樋口の留守電に、真琴が来ていると伝言を残す耕介。 その晩は最後の夜を惜しむようにしんみりと喋りながら飲み、そのまま二人でひとつのベッドで寝ようとしたのだが、耕介は興奮して寝つけず、リビングへ来て一人飲み直すのだった。 そこに真琴が起きてきたため二人は再び飲み始めたが、夜中、不意に樋口からの電話が鳴り、耕介は樋口をアパートに上げることに。 だが真琴は樋口と会うのを嫌がったうえ、樋口とは早速口論を始めてしまう。 樋口は耕介の前で言い合いはやめようとするのだが、そんな樋口の態度が真琴は余計に腹立たしいらしい。 そしてキレた真琴はついに、樋口について、爆弾発言をしてしまい・・・。