単身赴任先の鹿児島に突然現れた妻・ゆり子(高梨臨)と娘の花奈(宮崎莉里沙)が東京に帰った夜、ハウスメーカー「サンバスホーム・ハウジング」の営業マン・桜木舜(重岡大毅)は、妻の裕子(金澤美穂)が実家に帰っているという友人・鳥貝拓也(前原瑞樹)を自宅のアパートに誘う。ゆり子が作ってくれたおかずを並べ、鳥貝の到着を待っていると、チャイムが鳴る。ドアを開けると、なんとそこには、「来ちゃった」とはにかむ武田花(新木優子)が立っていた――。 舜は、“夫がいるのに、なぜ夜にひとりで男のアパートに!?”と、花の行動が理解できず大混乱。しかし、「話がある」という花の言葉に、とっさに部屋の電気を消し、鳥貝に風邪を引いたとウソをついてしまう。罪悪感に苛まれる舜だが、その一方では花の話が、片山直哉(田中樹)との道ならぬ恋についての相談ではないか…と想像し、悶々とする。すると、何かを言いかけた花が突然泣き始めて…。 翌日、出社した舜は、契約はほぼ確実だと思っていた愛犬家マダム・折口麗子(小沢真珠)からの連絡で、花咲丘団地の建設地へ。すると、そこには麗子と、彼女にバラの花束を渡しながら甘い言葉を交わすライバル・片山がいた。2人の親密な様子を目の当たりにした舜は、片山に契約を奪われたことを悟る…。 建設地を出て、片山が花と密会していた喫茶店に向かった2人――。仕事のことだけでなく、やたらと距離の近い花と片山の姿が頭を駆け巡り、イライラ、モヤモヤする舜だが、あっけらかんとした片山は、チョコレートパフェを2つ注文する。その後、舜を挑発する片山のとんでもない一言に、とうとうブチギレた舜は、チョコレートパフェを片山にぶっかけるのだが…!? その夜、鳥貝に誘われ向かったスナック「花日」で、舜は店のママで中学時代の同級生・清水めぐみ(長井短)と再会。するとめぐみが、すっかり疎遠になっているという花との確執を告白し始めて…。 一方、東京では舜の浮気を疑うゆり子が、思い詰めた表情で舜に送る荷物の中に何かを仕掛け始め…!? 花に翻弄される舜、舜に敵意むき出しの片山、反撃を開始するゆり子…さらにめぐみも加わってついに四角関係が五角関係に…!?