善次郎の一人息子。 小正高校3年生。サッカー部所属。 母親を亡くして以来、父・善次郎と2人で暮らしているが、素直になれずお互いに何となく壁を感じている。 嫌いなモノは魚。善次郎が夕食に魚料理を出すのが気に入らず、隠れてカップ麺を食べるのが習慣になっている。魚が嫌いな息子に、何とかして食べさせたいと工夫した母親を懐かしく思うことも。 突然現れたアルバイトの清美の挙動不審さに最初は面食らうが、やがて彼女を通して善次郎の作る食事やそこに込める思いを理解するようになる。