超高級ホテルで行われるパーティーのコース料理のコンペに勝った岳(高橋文哉)は、レストラン「K」を代表してフルコースをまとめ上げることに。 しかしこのパーティーは数学界で権威ある楠瀬正美賞の受賞パーティー。 かつて数学オリンピックで圧倒的な才能の差を見せつけられ、トラウマ的存在である広瀬(細田佳央太)が、この賞の受賞者であることを知り、岳はとてつもないプレッシャーを感じていた。 パーティーを1週間後に控えたある日、なんと広瀬は「K」の厨房に突然押しかけてくる。その日の営業終了後、岳は海(志尊 淳)に促され、広瀬との関係や数学者の夢を諦めた理由をみんなに話す。 それを機に厨房に生まれる一体感。 海は「みんなを統率して、完璧を超えろ」と岳に指示を出す。 一方、渋谷(仲村トオル)や淡島(高橋光臣)と密会を重ねていた海は残酷な現実を突きつけられていて…。