蘭菜(小芝風花)の母・桜(釈由美子)は、3年前に海(志尊 淳)に店を奪われたことが原因で体と心が壊れてしまった――。 衝撃を受ける岳(高橋文哉)たちに、蘭菜は自分が料理人として海を越えることが母の店を返してもらう条件だったと話す。 海から厨房の花形である肉料理担当を命じられた蘭菜は「母の店を返して」と海に迫るが、海はそんな彼女に「決定的に欠けているものがある」と冷たく言い放つばかりか、店から追い出してしまう。 その頃、西門(及川光博)は淡島(高橋光臣)と渋谷(仲村トオル)を訪ね、レストラン「K」に関するある提案を持ち掛けていた。 さらに、一人になった蘭菜にも密かに接近する西門…。 岳はそんな蘭菜を「K」に取り戻すべく奔走する。岳はある解決の糸口を見つけて――。