興味がない法医学研究室に配属され、准教授・桐山ユキ(仲間由紀恵)のもとで学ぶことになった埼京医科大学4年生の犬飼一(松村北斗)。ユキに“ワンコ”と呼ばれ、こき使われながらもやりがいを感じ始めていたある日、2人は男性の遺体の検案で現場の山林へ。状況から見て他殺の可能性が高い。また解剖によって、被害者はユキが10年前に脳手術をした患者だと判明する。命を救った患者を解剖することになろうとは――。血中を調べると、服用中の発作を抑える薬を飲んだ形跡がなく、ユキは不審に思う。 そんな中、ワンコは元バイト仲間・橘亮平(佐野岳)の結婚式二次会に出席。同じ大学の薬学部職員だったが、今後は妻・橘結衣(徳永えり)の父親の会社で働くことになっていた。だが式直後、ホテルで絶命している亮平が見つかる。解剖の結果から村上衛(田辺誠一)は服毒自殺と見るが、ワンコは納得いかず反論。ユキも何か引っ掛かっている様子で…。