レジの列に横入りする客など、いつにもまして客の迷惑行為に悩まされていた『スーパーガネシヤ』。店員たちが思い思いの方法で客を諌めていると、大声で怒鳴る、いかつい風貌の男性客(竹中直人)が部下を連れてやってくる。 「絶対ヤクザの親分と若頭に違いない!」と思った主人公・アルバイトの雄三(戸塚純貴)。 逃げようかと思ったが、俳優業の勉強のためスーパーのカゴの中を覗き見し、その人物像を想像し始める。そのカゴにあったのは、大量の鮮魚。このカゴを“ギャングの抗争”が繰り広げられるのではと妄想を含ませるが、実は2人の職業は…