徳川家治

九代将軍・家重が、言語不明瞭で体が弱かったため、八代将軍・吉宗の英才教育を幼いころから受けてきた。家重の遺言に従い田沼意次を側用人に重用し、松平武元らとともに政治に励んだ。将棋を趣味として、その腕前は高く、将棋を通じて意次との絆を深めたといわれる。