不動産会社に勤めるミョンヒは夫と死別後、女手ひとつで子供たちを育ててきた。長女ヨンジンは大学を卒業しアニメの作画会社へ就職。恋人のギチョルからプロポーズも受けている。次女へジンは優雅に大学生活を送っている...。一方、大学を休学して病気の祖母の治療費を稼ぐため高層ビルの清掃を始めたジュノ。だが、ある日ジュノは過って転落し病院へ。そこへ腹痛で苦しむミョンヒの末っ子トンジンが担ぎ込まれてきた。その夜、公衆電話でジュノとヨンジンは小銭の貸し借りで言葉を交わす。それは、運命の恋の始まりだった。