遡ること26年。 日本に“音楽フェスティバル”という概念がまだない時代に、とある野外フェスが誕生。ロックファンたちにかつてない熱狂をもたらしました。それが―――フジロックフェスティバル。 毎年、金土日の3日間かけて新潟県・苗場スキー場で開催されている国内最大級の野外音楽イベント『フジロックフェスティバル』。1997年、富士山の麓・天神山スキー場で迎えた初開催は台風の影響で大荒れとなり、2日目は中止。クレームが殺到する事態に――。 そんな逆境を乗り越え、現在では世界的なロックフェスにまで成長した裏側には、どのような背景があったのでしょうか。 フジロック生みの親、レジェンド・日高正博さんと当時を支えた関係者の証言と貴重な映像で、あの“伝説の初開催”から現在に至るまで、『フジロック』が世界的フェスとなった舞台裏に迫ります。そして今年、コロナを経て完全復活した『フジロック』の見どころとは…。 MC:カズレーザー(メイプル超合金) 立会人:LEO今井(ミュージシャン) <関係者> 小川大八(株式会社スマッシュ 代表取締役) 鯉沼源多郎(フジロックフェスティバル事務局) 櫻井直己(株式会社ホットスタッフ・プレゼンツ 代表取締役) 岡田美和(舞台監督) 日高正博(株式会社スマッシュ 代表 / フジロック創始者)※VTR出演