銀行でお金の出入りを調べた陽子(稲森いずみ)は、家の財産を昂太(吉沢悠)に根こそぎ使い込まれていたと知り、かつてないショックを受け、茫然としてしまう。「もう二度と元の夫婦に戻れないのか…」思い悩む陽子は、義母・由紀(松本留美)の元を訪れ、昂太と浮気相手の間に子どもができたことを告げる。息子の浮気を知りながら黙認していた由紀は、涙ながらに、バカな息子を許してほしい…息子から全部取り上げないでほしいと懇願。やがて呼吸が荒くなって苦しみ始める由紀を、陽子は冷ややかに見つめ…。