大手出版社に勤める文芸編集者の澤野夏美(深田恭子)。夏美は、別の出版社に勤務する夫・森下一浩(田中圭)と結婚して8年が経つが、子どもはおらず、職場では旧姓で活躍し続けていた。そんな夏美の出版社のすぐ近くにある郵便局では、局員の青年・坂上成生(片寄涼太)が窓越しにこっそりと、夏美の姿を憧れの目で見つめていた。ある夜、一浩が美大生の本宮冬子(堀未央奈)と浮気していることを夏美に告白する。同業者としてよきライバルであり、プライベートではよきパートナーの夫の裏切りにショックを受ける。心に穴が空いたような夏美が郵便局を訪れると、窓口に座っていた成生は、憧れの女性が目の前に現れたことに驚き、ある行動に出る……。
Natsumi is an editor at a major publisher and her husband, Kazuhiro, works at a rival company. After 8 years of marriage, they have no children, and Natsumi still uses her maiden name. Little does she know that young postman Naruo stares longingly at her every time she comes by. One night, Kazuhiro makes a confession: He is having an affair with Fuyuko, a college student.