長年の思いが実り、筒見拓郎(眞島秀和)と付き合うことになった森田絵里(矢田亜希子)。拓郎の家で暮らすことになり新しい生活を整えていく二人。おそろいのカップなどが並べられ、シンプルだった室内がカラフルに彩られていく。そんな部屋で二人の他愛のない日々が過ぎていき、拓郎は「こういうのもまぁ、悪くない」と笑みをこぼす。 一方、拓郎への自身の気持ちに気がつくも、拓郎と絵里の交際を知り割り切れずにいた谷村くるみ(中田青渚)のもとへ、父親の研二(橋本じゅん)から連絡が入り、2人は食事に行くことに。絵を描くことが好きなくるみに、研二は「一度きりの人生、やりたいことはなんでもやっちゃえよ」とニューヨークに来ることを提案。さらに、くるみが心配している学費についても、心配いらない、と切り出す。父親のことを良く思っていないくるみだったが、思いもよらない提案に困惑する。 そんな中、拓郎は、絵里と友人の薫(内田慈)と食事に出かける。その場で、薫の口から、絵里が拓郎との生活を優先するために海外赴任を断っていたことを知ってしまい……!?