設楽紘一

大手飲料メーカー・カヅキビールの社員で、商品開発を担当するエース。美人で料理上手な妻とタワーマンション暮らしと、完璧なエリート人生を歩んでいたが、上司の反感を買った結果、来年なくなるという子会社に転籍することに…。事実上のリストラだと気づき、勢いで自ら辞職してしまう。落ち込みながら帰宅すると、なぜか妻も離婚届を残して消えていた――。 そんな紘一が友人から紹介されたのは、まかない付きの下宿・銀星荘の管理人。掃除と朝晩の食事を作れば家賃・光熱費はタダ! 転職活動をしながら管理人の仕事をすることになるのだが、そこで住人・西島いつかと最低最悪な出会いを果たす。こうしてやたら突っかかってくるいつかにこき使われる日々が始まるのだが、ある夜、突然押し倒されて…!?