地道な捜査の結果、ついに犯人を追い詰める殺風景と加藤木。そして、その数カ月後――啄木高校には以前のような平穏な日々が戻った。だが、その一方で、秘密を共有したはずの2人の間には微妙な距離感が生じていた。校内で殺風景とすれ違っても、他人顔でよそよそしい態度を取る加藤木。彼が何かを隠していると考えた殺風景は、正面から加藤木を問い詰めるが、対する加藤木の胸の内には、殺風景への複雑な想いが渦巻いていた。
Through their diligent investigation, Sappukei and Katogi are finally able to track down the culprit. On the other hand, however, a subtle sense of distance has developed between the two, who were supposed to share a secret.