日置昭子の逃亡事件から端を発した見張りの会は、つまらない住宅地の人々に大きな変化を及ぼした。三橋家の家族の絆は深まり、オタクの大柳は真人間に。正美と松山の距離も縮まり、そして明と妻苑子の関係にも変化が訪れる。