日置昭子は刻々と住宅地に迫っていた。そんなとき、明はひょんなことから長谷川小夜(吉行和子)の長谷川建設が、かつて手荒いやり方で同業者を倒産させたという噂をきく。そして日置昭子の実家は「日置工務店」。明は両者にある因縁を感じる。