徳永健次郎

開業医の中年男性。一見こわもてな風貌から町子が「カモカのおっちゃん」と呼んだ[17]。自称「徳永家唯一のジェントルマン」。奄美の出身。好物はきつねうどん、りんご、鯨のベーコン。大の酒好き。魚を捌いて刺し身が作れる。亡き妻は町子の先輩作家・藤木澄子。商店街の人々からは「健さん」と呼ばれる。 5人の子持ち。子どもらにはあまり干渉しないが、嘘をつくことや他人を馬鹿にすることは許さない教育方針。体罰も辞さない考えで「話せば分かる」とする町子とは正反対。