町子(藤山直美)と健次郎(國村隼)は、澄子の法事を家で行わず、子どもたちを連れて墓参りをすることに決める。そんなとき、健次郎の子・清志(小椋悠聖)が、澄子が死ぬ前に家計簿に残したメモを町子に見せる。そこには、澄子自身が死を恐れていたことが記されていた。そして、そこに書かれた料理の献立など、生活の記録に町子は引き込まれる。やがて町子は、澄子を絶対忘れないために、家での法事を行うことを決心する。