結婚した後も別々に暮らしている町子(藤山直美)と健次郎(國村隼)。そんなある日、中之島にある古いビルの一室へと町子は健次郎に連れられていく。健次郎は、別荘としてこの部屋を買ったのだという。町子の家と健次郎の家の中間点にあるこの場所で、休みの日に一緒に過ごすことを町子に提案する。毎週末、町子はこの部屋で健次郎と子どもたちと楽しく過ごす。町子たちなりのペースで、家族の生活が始まっていた。