宅配の仕事を初めて半年、亜子(仁村紗和)は1日150個近くの荷物を運べるまでスキルを上げていた。宅配先でも、コミュニケーションを取り、それぞれの客に合わせたサービスをしていた。そんな客のうちのひとり佐伯里奈(高橋真彩)のことを亜子は気になっていた。里奈は中学生にもかかわらず、いつも昼間に家にいるのだ。ある日、里奈の家に荷物を届けると、里奈は青白い顔しており、亜子の目の前でフラフラと倒れてしまう。