ザッ、ザッ、ザッ、ザッ。響く足音。生徒会風紀委員のパトロール隊が、違反者を摘発していく。風紀委員長・沖荘子は、学ラン&リーゼントのバッドボーイ・弦太朗にも「正しなさい」と迫る。でも、自由・個性が理念の天高の校則では、服装・髪型の自由は認められているはず……「昨日まではね」なんと、生徒会が学園の新しい掟「天ノ川学園法度」を制定したと言うのだ。入院中の生徒会会長に代行して、鉄の掟を作ったのは副会長・杉浦雄太。宇宙飛行士選抜試験を勝ち抜いた、あの杉浦か?その頃、杉浦やユウキたち選抜試験の合格者は特別課外授業を受講中。講師は、京都で賢吾が訪ねに行った江本教授だ。我望理事長の計らいで天高にやってきたのだった。弦太朗は、杉浦に抗議するため、その課外授業に乗り込む。法度は絶対。そう主張する杉浦。従わない者は……ホロスコープスによる処罰が!そう。杉浦はタウラス・ゾディアーツになっていたのだ!!