故郷の岡崎へ戻った松平元康は、打倒・信長を決意するが、弱小の松平軍はまったく歯が立たない。一方、今川氏真は援軍をよこさず、本多忠勝らは、織田に寝返るべきだと言い始め、駿府に瀬名を残す元康は、今川を裏切れないと悩む。そんな中、伯父の水野信元が岡崎城にある人を連れてくる。それは1 6年前に生き別れた元康の母・於大だった。