「京都の朝ご飯いうたら、パンや!」空吉(佐々木蔵之介)の言葉に従い、一緒に朝ご飯を食べる京(藤野涼子)。そんな中「自転車が余っているから、良ければ京に!」というおばんざい屋の女将・久子(三林京子)の言葉を思い出す。自転車を受け取りに行く道中、空吉は鴨川や町屋、若者に人気の路地裏を京に案内しながら歩いていく。京は相変わらず、京都の様々な風景をスマホ片手に自撮り撮影しているが、何の為に撮っているのかは一向に教えてくれない。 そして京をはじめて目にした久子は空吉に「あの目ぇは、駆け落ちする目ぇや」とこっそり耳打ちする。京は一体、何を企んでいるのか…。 不審に思う空吉は、京に出かけたフリを装って、自分の家を外から見張ることに。すると、大きな風呂敷包みを手に抱え、京が出てきた!向かった先は…!?