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嫌われ監察官音無一六,~警察内部調査の鬼~

町おこしコーディネーターの甲山慎次(今里真)が灰皿で後頭部を強打され殺害された。現場検証をしていた警視庁捜査一課警部補の五月女ちとせ(京野ことみ)は、被害者の人差し指と親指が不自然なL字型に開かれていることに気づく。 3か月後、甲山の妻・香織(遠山景織子)が亡き夫のためにも、と次期衆院議員選挙への出馬宣言をする一方で、事件は未だ解決のめどが立たずにいた。そんな中、捜査本部に本庁から監察官の音無一六(小日向文世)が捜査状況を監察調査をするため送り込まれる。人の良さそうな笑顔を見せる一方で、捜査員の島内(デビット伊東)に懲戒辞令を淡々と言い渡す一六に、一六の同期である羽佐間管理官(益岡徹)以外の捜査員たちは反発心をあらわにする。 翌日、ちとせと正岡(大浜直樹)の聞き込みの様子をチェックしていた一六は、捜査が進展しない訳はやはり職務怠慢にあったと断言。先入観を捨ててもう一度全ての要素を検証し直すべきだといい、ますます捜査員の反感を買う。一向に気にする様子のない一六だったが、上司の千住警視監(田中美佐子)からは励ましを受ける。 一方ちとせも一六に反感を抱きながらも現場百遍という一六の言葉を受け、改めて香織のオフィスへ。もちろん一六の監視付きで…。その帰り際、一六はオフィス前ですれ違った関西弁の男に目を留める。 その後一六は、ちとせにランチでも、と近くの洋食店「クレア」に誘う。捜査資料を読み込んでいた一六は、「クレア」のオーナーシェフ・木村(志賀廣太郎)が甲山と仲が良く、事件当日もランチに訪れていたことを知っていたのだ。 二人で来店していたことを匂わす十六に、ちとせは甲山一人だったはずだと否定するが、木村の娘・歩美(珠木ゆかり)は一六のある言葉から甲山が店の前で男性と別れていたこと、さらにその男性が関西弁を話していたことを思い出す。一六の「深読み力」が功を奏したのだ。 関西弁の男が捨てたタバコの箱を指紋検査した結果、男は探偵の松葉勝(木下ほうか)であることが分かる。早速松葉に事情聴取するが、当日甲山に会ったことは認めたものの、のらりくらりとかわされてしまう。 一方、一六は松葉の部屋に置かれていた時計のカタログや出されたコーヒーから経営が苦しいと言う松葉の言葉と実情は逆であることを見抜く。 その後、松葉が偽名で開設したネットバンクに700万円もの大金が定期的に振り込まれていたこ

日本語
  • Originally Aired July 1, 2018
  • Runtime 120 minutes
  • Network TV Tokyo
  • Created May 1, 2022 by
    shunsuke218
  • Modified May 1, 2022 by
    shunsuke218